2011年01月26日

「兄弟姉妹」

 私は、兄弟姉妹5人いた。一番下だ。よく「バッチ」と言われた。
末っ子の意味である。
 姉二人は、8才と生まれて8が月で亡くなった。病気である。
残ったのは、男3人で物心付くまで、男3人兄弟だとばかり思って
いた。
 今や、その兄達も、病気が原因で他界し、自分一人となった。
勿論、父親も2歳のとき母親も自分が21才の時亡くなっている。
しかし、ことあるごとに兄達は、側にいるようような気がしている。
 先日新聞で、斉藤茂吉の詩が載っていた。
 「弟と相むかいてものをいふ互(かたみ)のこえは父母のこえ」
 とあった。
 自分も時より、塾生と笑うが、その笑い方、声は直ぐ上の兄と
良く似ている。「はっとする」し、複雑な気分にもなる。
 遺伝子は、脈々と続く。「血は争えない」とよくいうがその通りである。
 現在、怠慢のつけがまわり、苦境にある。生きていた時には、頼りにしなかった、兄貴達に相談したい気分になっている。
 不思議なものである。「霊験」があるように思えてくるからだ。
 しかし、「沈黙」あるのみである。
 その沈黙の中に、ふつふつと感じるのが「働き者」の遺伝子である。
 人の助けをかり感謝しながら「働く」しかない。このことである・・・・・
posted by 東葛MAXゼミ at 14:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。