世の常識である。しかし、結構、守らないケースを持つ。
後回ししてしまい、結局約束を守らない事態いになってしまう。
待ち合わせ時間など、待たせるのが気の毒に思い、ぎりぎりに約束する。それがいけない。破らないまでも、遅れる結果になる。
こんな時、言い訳いって誤魔化し、相手の寛容な判断や心情に助けられる。しかし、ほんとうは、大きな損失を被っている。
信用を喪失と人格への懐疑である。相手も自分自身にもである。
話はややかわるが、現在、中国女性の医療従事者資格の取得のため、数学、国語、論文指導を受け持っているが、指導時間、指導内容、指導開始時刻、指導料金、調査費用などで文書による取り決めをする必要に迫られている。
少しの指導時間でもトラブルになりそうな感じを持っている。
日本人的な口約束では収まらないのである。ビジネスとなると
「契約」である。ちょっとの間の指導といったことで「約束」でとどめようと
したのが誤りであった。「契約」となると利益と損失が明確である。
約束は、目に見えない人格と人格としての契約である。
約束は、人間しかできない。 心しておきたい。 塾生の指導にも生かしたい。