者と呼ばれる人との違いは、敏感であるか、鈍感であるかの違いである。私など患者さんから見ると、鈍感極まりないわけである。
健常者と呼ばれる人が実は問題となるケースもある。
敏感かつ完璧である人からみると、私などいい加減であり滑稽に
見えるわけである。
私のような人が、さも偉そうなことを言っていると、敏感且つ完璧である人は、日頃から腹ただしく思うわけで、鬱憤もたまる。
よって、あるきっかけがあると爆発するわけである。
そのような人からは、謙虚に学ぶ必要がある。
まず、人の名前は、氏名までをしっかり掴むこと。メモを取り忘れること無きようにすること。人は自分との違いが大きい存在であることを自覚すべきこと。さらに、自分の素人くささやばかさ加減を自覚すること。
こちらが完璧でないから常にその人に鬱憤をためさせる結果になっていることを知ること。などである。
こうした人との違いに学び、自己中にならぬよう広い視野や柔軟性
を持って、社会の中でいろいろな人と交流できるようにしていきたい。
交流できる、そのことが、塾生理解につながり、分かってくれる人となって相互の信頼感が生じ教育活動が好転しつつ進むわけとなる。
教えることは教わること、相互理解することにある。人間の交流が
出来ないと相互に教え育てることはできない。