人は皆、精神性を高め、精神的に豊かであろうとする。何故なら、
精神的に豊かであると安らぎのある生活が出来るからである。
お金がないと豊かな生活は、できにくいかも知れないが、お金
がなくとも結構安らいだ生活はできる。しかし、精神性が枯渇すると
不安や自暴自棄に陥ったり、人間関係が取れなくなり孤独になって
生活が貧弱となっていく。
お金持ちが一層お金に走るのは、お金に縛られ精神性が枯渇
していくからである。
「お金持ちが、天国に行けるのは、象が針の穴を通るより難しい」
と言われており、物は(お金)持てばもつほど不安に繋がるからで
あろう。
ところが、高い精神性は、持てば持つほど生き方が豊かになる。
本当のこと、真実、自然が見え感じることが出来るからである。
本当のこと、感動、歓喜は、高い精神性によって体感できると
と思っている。
自分は、凡人であるが、自分レベルを超えつつ精神性を高めたい
と考える。そうすると、人が寄る、寄れば心と物も豊かとなる。
そのために、お袋の言った言葉を実践することだ、と考えている。
「目の前の、自分に与えられた事を成し遂げなさい。」そうすれば、
英雄になれる。と・・・・・・・
英雄、自分の存在価値を感じること。すなわち、自分の精神性を感じることとなり、精神の新たな高み、広がりに繋がる。
このことが、周囲が見え、新しい感動となって自分に迫ってくる。
飽きることの無い人生の展開である。
「一本の草木に存在価値を見出し、塾生の金切り声似た一言に耳を傾け、一動に現況を見出す。」
こう在りたいと願望しつつ、おふくろの言葉を思い出している。
お盆が近い・・・・・・・・・・・