若干18歳である。
テレビで4日間のプレーを見ていたが、崩れそうで崩れず、日本人
トップの成績であった。
でこぼこのコース、ポテトチップスのようなグリーン、深いラフ、出にくいバンカー、強風と冷たい風に耐えた。
あの精神力は、成人のゴルフ選手でも持っていない、いや、失ったものであると見た。
何が、そうさせたのか、体力、技術、経験、コースマネージメント、
精神力どれをとっても他の選手も持っている。
石川選手と同じ決勝ラウンドの残った、70人近い世界のトッププレイヤーの方が上手である。
石川選手の力は「素直さ」「それを表現できるセンス」である。と
思った。この武器を失った時、普通のプレイャーとなる。
日本で前人未踏の成績94勝を上げ、今も現役の63歳、
尾崎将司 選手のプレイやゴルフへの取り組みは正に青年そのもの
素直さの塊である。
幸運にも、今回の大会で現役を引退する世界のゴルフ界の新帝王トム・ワトソンと一緒に回った、石川選手は、こうのようなメッセージをもらったという、「君はすぱらしいプレーヤーだ。何も変えなくていい。
すばらしスイングをしている。」と・・・そして、18歳の少年はぽろぽろ
涙した。
石川選手は、幸運さも持っている。「このまま真っ直ぐ素直に進みなさい。」とも受け取れるメセージを大先輩から貰っている。
やはり、「素直さ」が武器である。
しかし、この素直さも、大人(父親)の手により曲がりかけている
余りにも多くのコマーシャルに出すぎている。商業ベースに嵌っている。
ゴルフは、自分と自然との融合を図る必要がある。素直な姿勢でないと道筋が見えないかも知れない。駆け引きが多い商業は目を
曇らせる。
20勝程度は大丈夫かもしれない。しかし、50勝以上を誇る中島
常幸選手や世界の青木選手にはなれない。
応援していますよ。石川選手。
学習も素直な塾生は、必ず伸びる。いつも感じている。事実である。素直さも育成したい。