それは、「のため人生」であったと言うのである。なんのことかと
引き続き聞いていたが、「誰かのために尽くした人生であった。」と
いうのだ。なるほど「〜のための人生」というわけだ。
言い換えれば 「尽くしの人生」というわけだ。
確かに、「のための人生」が送れたら素晴らしいことのように思う。
「尽くしの人生」は、自我が薄いので、自我が残らず、完全燃焼
できるからである。
しかし、「のため人生」は、人間力、即ち、人に役立つ人間力
がなければ、人の為に役立つことができない。
その人の人間力があればの話であるが、よって、塾教育においても
知識と共に、助け合いの精神を育成する機会を探っていきたい。
人生を豊かにするにはやはり心が問題だからである。