2010年07月05日

「のため」の人生

 ベテラン女優の淡島千景がラジオで語っていた中で、心に引っかかった言葉があった。

 それは、「のため人生」であったと言うのである。なんのことかと
引き続き聞いていたが、「誰かのために尽くした人生であった。」と
いうのだ。なるほど「〜のための人生」というわけだ。
 言い換えれば 「尽くしの人生」というわけだ。
 確かに、「のための人生」が送れたら素晴らしいことのように思う。
 「尽くしの人生」は、自我が薄いので、自我が残らず、完全燃焼
できるからである。
 しかし、「のため人生」は、人間力、即ち、人に役立つ人間力
がなければ、人の為に役立つことができない。
 その人の人間力があればの話であるが、よって、塾教育においても
知識と共に、助け合いの精神を育成する機会を探っていきたい。
 人生を豊かにするにはやはり心が問題だからである。
posted by 東葛MAXゼミ at 01:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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